営業部
工事部 事務
綺麗にして、ありがとうと言ってもらえる。
こんなに嬉しいことはありません。
入社6年目 木崎 将太郎
1. プロフィールを教えて下さい。
生まれは東京の福生市というところで、小学校にあがるタイミングで埼玉に来ました。
子供が好きなので、高校を出た後は大学の教育学部で勉強し資格を取り、卒業後、埼玉にある保育園で保育士をやっていました。
子供の成長を間近で見れたことは喜びでしたし、多くの保護者と関われたことはとても勉強になりました。
そこで3年勤めたあと、2015年に埼玉美工に入社しました。
保育士というのはある意味特殊な仕事なので、実質初めての社会人経験のようなところがあったので、最初は本当に右も左も分からず苦労しました(笑)。
2. 入社のきっかけは何ですか?
共通の知人からの紹介です。
私は人見知りなところがあって本当に緊張しやすいタイプなのですが、面接の際、今の社長が年齢が近いのもあって話しやすく、楽しいことや大変な面を何でも正直に話してくれてる印象を受けてイメージしやすかったのが大きいですね。
何となくですが、もともと興味があった業界だったというのもあって、話していくうちに魅力を感じて入社を決めました。
3. 入社後のキャリアステップを教えて下さい。
社会人経験がほぼ無く、恥ずかしながら完全な戦力外というところからスタートしているので、半年間近く会長や社長のお手伝いをやったり、現場に出させてもらいながら勉強しました。
半年経ったくらいの頃、ベテランの営業さんが退社して田舎に戻ることになり、会長と社長との面談の中で営業をやらせて下さいと伝え、営業を任せてもらうようになりました。
会社組織も、現場経験も、営業も全てが未経験からなので、住宅業界の仕組み、家の構造や名称の知識、薬品の知識、道具の知識、それから最近ではリフォームの知識と、とにかく覚えることがたくさんあって、文字通り日々勉強、頭の中は常にいっぱいいっぱいです(笑)。
3-4年くらい経った頃からでしょうか、会社が成長していく中で私自身も力がつき、周囲との信頼関係が出来てきて、ある程度の自信と余裕を感じるようになってきました。
その中で6年目の今年、営業部長という役職を拝命して頂けたのは、本当にゆっくりですけどここまで地道にコツコツと成長を続けられたことを見てもらえたのかなと思っています。
4. 仕事内容を教えて下さい。
ほぼ完全に法人営業です。
会社から与えられたお客様の担当から始まり、お客様がまたお客様を紹介してくださったりする中で徐々にお客様が増えていきます。
具体的には、お客様から依頼された現場の現地調査に行って見積りを作ったり、段取りや仕様の打ち合わせをします。
汚れを落とせるかどうかのジャッジをするのが私の大事な仕事の一つなので、ここは現場での経験が非常に活きてきます。
落ちない汚れを落とせますと答えてしまったり、かかる人工を間違えてしまうとお客様や職人さん達に迷惑を掛けてしまうので、その辺りは責任重大ですね。
ある程度仕事を覚えたら完全に一人行動で、日中は現調(現地調査)をして動き回ったり、挨拶したいお客様のところへ寄ったり、自分の現場を見に行って職人さんと打ち合わせをしたりしています。
夕方に会社に戻って来てメールやFAXの処理、現調した見積作成という感じですね。
前の仕事は、1日のスケジュールが完全に決まった職場でしたが、今は全て自分のスケジュールを自分で組み立てて管理するというのがありますので、それはやりがいがありますね。
大体19時までにはいつも帰ります。
5. 法人営業とはどのような仕事ですか?個人のお客様とのお付き合いはありますか?
個人のお客様はたまにご依頼頂くこともありますが、会社が法人営業をやっていく方針なので、基本はBtoBになります。
法人営業とは、一つのお客様と長くずっと付き合うということでもあります。
何年もお付き合いするという事はまず、絶対に嘘がつけません。
本当に真心を込めて付き合っていくことが大切で、調子が良いだけだと嫌われてしまいます。
仕事をしているといろいろな事がありますが、私たち営業は仕事を途切れさせてはいけません。
電話でのやり取りが殆どの中で、変な言葉遣いだったり、失礼な振る舞いは許されません。
謝るべき時は、誠心誠意とにかく謝ります。
ただ、お相手であるお客様も当然人間です。徐々に関係がつくられていくわけですが、お客様に気付かされることも本当に多く、人間としても日々成長させてもらってるなと感じますね。
私は法人営業の方が性に合ってるなと感じます。
6. 楽しいと感じる時、また苦しいと感じる時はどんな時ですか?
当社の場合、お客様も人ですし、商品であるクリーニングの作業員も人です。
毎日たくさんの人と関われるのは純粋に楽しいですし、比較的規模が大きいので、いろいろな種類の仕事があるというのは飽きが来ません。
常に覚える事がたくさんあるので、出来ない事が出来るようになったり、分からない事が分かるようになったりと日々成長を実感できるのはやはり充実しますよね。
それと何より、クリーニングはやはり汚れているものを綺麗にする仕事なので、綺麗にした時、お客様に喜んでもらえた時はそれに勝るものはありません。
この仕事をする上での何よりの喜びだと思います。
あと、私自身が若手から中堅になりつつある中で、私よりもっと若い人や経験の浅い人達が成長していく場に立ち会えたり、自分が少しでもそこに関わる事が出来たと感じられる時はとても嬉しいです。
一方で、ハウスクリーニングは人の手による作業ですので作業者によってどうしても仕上がりの質が違ったり、チェックする人やチェックする角度によって評価が異なります。比較的クレームは多いお仕事だと思います。
そのクレームが何件か続いてしまうとやはり苦しいというか、気持ち的にはダメージがありますね。
ただそれもいい意味で慣れないといけないというか、向き合って行かないとやっていけないので、そういう時はいつも美味しいものを食べたり、早く寝たり、子供と遊んだりして気分転換するようにしています。
7. 社内の雰囲気はどうですか?
会社自体は、このコロナ禍でもお陰様で成長しているので、忙しいながらも雰囲気は活発で良いと思っています。
ウチは社長が若く、いろいろなアイデアがあり行動力もあるので、その影響も大きいと思いますね。
人に無理強いするタイプの社長ではなく、決めた事をどんどん一人で勝手に進めて結果を出しちゃう、我が道を行くという感じの人なので、周りはいつも置いて行かれないようにそれぞれが必死に頑張っているという感じですね(笑)。
事務所内は男性陣は出払っていることが多くて、いつも正社員の女性事務員さんが5人いるんですが、いつも冗談を言い合っていて楽しそうです。
事務員さんは皆さん優秀なので本当にいつも助けられてます。
私の入社当初は会社全体が世代交代の真っただ中で、世代的なギャップに苦しむことも正直多かったですが、会社がずっと採用に力を入れているのもあって、職人さん、事務員さん、営業部、工事部とかなり若返りが進み、若さというのが会社の大きな強みの一つになった気がします。
当然ベテランの人達も頼りになる人達ばかりで、とてもバランスの取れた組織になっていると思います。
オフィスも実は今年、同じビルの2階から1階に移転して、エントランスをはじめ内装がとてもかっこよくなり皆の士気も上がりました。
社長はハッキリ「目的は採用のためだ!」と豪語していましたね。
8. 給与や残業、福利厚生、有給消化はこの会社の強みと聞きました。実態はどうですか(笑)?
私の立場にはなりますが、6年経って私自身の貢献度もお陰様でそれなりに大きくなり、その分給与面も満足のいく評価をしてもらっています。
部内ミーティングは定期的にありますが、営業的なノルマ設定はなく、歩合制度が充実しているので本当に自分次第です。
そういう意味では、常に身も引き締まりますしやる気が出ます。
残業は先程言った通り、19時過ぎに会社にいることはほぼありません。
有給も殆どが子供や家族の行事ですが、事前に申請をして、勿論会社に迷惑を掛けない事が前提ですので電話応対はありますが、取りたい時に取らせて頂いています。
福利厚生は社保完備で、毎月会社が積み立ててくれている退職金制度があるのも嬉しいですね。
9. 最後になります。どんな人が向いてる、または木崎さんはどんな人に来て欲しいですか?
何度も言いましたが、とにかく覚える事が多いです。
組織全体で50人以上いるので、仕事云々の前にまず人の顔と名前を覚えるだけで大変です(笑)。
ひたむきに努力できる人、後ろや下を向かずに前を向けるという事が重要だと思います。
こんな私でもここまで評価してもらえたので、経験が無くても真面目に努力できる人なら誰でも出来ると思いますよ。
やる気さえあればどんな人でも大歓迎ですが、ここ2-3年で、電気工事に強い人、大工、設備関係に強い人が新たにメンバーに加わってくれました。
いろんな事に挑戦していこうとしているので、クリーニングに関係なくても住宅業界の経験がある人は頼もしいですね。
あとは、たくさんの人と関わるので、人の気持ちを考えられる人が一緒に働いていて気持ちがいいですし、来て欲しいなと思います。